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シーリング工事Sealing
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シーリングの重要性
外壁の部材と部材の間を埋める、ゴム状のものを見かけたことはありませんか?
これはシーリングと呼ばれるもので、建物内に空気・雨水などが浸入することを防ぐ重要な役割を持っています。シーリングの役割はそれだけではありません。
四季があり寒暖の差が大きい日本では、建物の膨張・伸縮が繰り返されます。シーリングがなければ、部材同士の圧力で建物にひび割れや欠損が起こってしまうのです。 -
シーリング工事の種類
●新築工事
…建物新築のシーリング材を打つ工事
●打ち替え
…既存のシーリングを全て撤去し、新しいシーリング材を打つ工事
●打ち増し
…既存のシーリング材の上にシーリング材を足して打つ工事打ち増しは打ち替えに比べて施工がお手軽にでき、材料費も安く済みますが、あくまで応急処置的な工事。
新しく打ったところで、その下には劣化したシーリングがあるからです。
せっかくシーリング工事をするのであれば、打ち増しではなく、打ち替えをおすすめします。 -
シーリング打ち替えの流れ
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STEP1 既存のシーリング材の撤去
カッターなどでシーリングに切り込みを入れ、既存のシーリングをキレイに取り除いていきます。 -
STEP2 養生
シーリングを打つ部分に沿ってマスキングテープで丁寧に養生を行います。 -
STEP3 プライマー塗布
シーリング材の密着力を高めるプライマーを塗布します。
プライマー不足ははがれの原因になります。 -
STEP4バックアップ材挿入、
ボンドブレーカー貼り付けバックアップ材を挿入したり、ボンドブレーカーというテープを底面に貼り付けます。 -
STEP5 シーリング材充填
コーキングガンを使用し、シーリング材を充填。
シーリング材のボリューム不足はやせの原因に。
適切な厚さに充填することが大切です。 -
STEP6 へらおさえ
シーリング中に空洞ができないよう、ヘラを使用して圧着させていきます。 -
STEP7 養生はがし・乾燥
シーリング材が乾く前に養生テープをはがします。
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防水工事Waterproofing
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防水工事の主な種類
●塗膜防水
…ウレタンやFRPやポリマーセメント系などの液状の防水材を塗る工法
●シート防水
…塩ビ(塩化ビニル)やゴムで作られた防水シートを張る工法
●アスファルト防水
…合成繊維不繊布と呼ばれるシートにアスファルトを浸透させて張る工法 -
汎用性が高くて安価だから
メジャーな防水防水工事は、液状のウレタン樹脂を下地に塗布することで、ゴム状の防水膜を形成する工法です。
不定形材料であるウレタンを使うため、凹凸がある屋上など複雑な場所でも施工可能で汎用性が高いのが特徴。比較的安価なため、現在では国内で半数近くのシェアを占めています。2~3層重ね塗りを行ない、最後にトップコートを施すことでツルっとした美しい仕上がりに。古い防水層が別の素材でもその上から施工できるというメリットもあり、工事費用も抑えられます。
当社では10年~13年ごとの塗り替えをオススメしています。
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防水工事の
メリット・デメリット-
メリット
・基本的にどの建物のどの箇所にも適しているため、複雑な形状の建物でも施工可能
・防水層が軽量なので、建物に掛かる負担が少ない
・短期間の工期で、比較的安価
・継ぎ目のない、ツルツルと輝く美しい仕上がり
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デメリット
・人の手で塗るため、ムラができる場合がある
・トップコートが劣化すると、防水層も劣化する
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シート防水工事の
メリット・デメリット現在は塩ビシートが主流へと変わってきているので塩ビについて紹介させてもらいます。
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メリット
・熱や紫外線に対して強く、耐候性が優れている
・古くなった防水層の上から被せて施工が可能
・短期間の工期で、比較的安価
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デメリット
・シートを張る工法なので複雑な形状の施工には不向き
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アスファルト防水工事の
メリット・デメリット-
メリット
・耐久性が強く品質が高い
・耐用年数が20年程
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デメリット
・防水層が重いので建物の負担が大きい
・シートを張る工法なので複雑な形状の施工には不向き
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外壁補修工事Exterior wall repair
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外壁の異常は素早く対処!
外壁にひび割れ(クラック)やはがれはありませんか?
当社では、一般住宅やファミリー向けマンションなどの外壁補修を承っています。ひび割れが進行すると、建物の内部に水が入り込み、構造材を腐らせたり、雨漏り発生の原因となるおそれが。特に3ミリ以上のヒビ割れの場合は早急な補修が必要です!
また、塗装がはがれたり、めくれたりしている状態は、外壁がむき出しになっている危険な状態。すぐに補修する必要があります! そのまま放置していると、外壁に水分が染み込んでしまい、こちら雨漏りの原因となってしまいます。
いずれの症状の場合でも早めの対応をすることで、症状が進行してから動くよりも費用を安く済ませることができます。
外壁材の種類によって補修方法も変わりますので、まずは当社までお問い合わせください。小規模から大規模まで、さまざまな建物に対応いたします。 -
雨漏りが引き起こす建物の劣化
建物内部に水分が浸入すると外壁内部の劣化が進行。
内部の劣化を放置していると建物自体が腐食し、コンクリートに含まれるセメント成分が中性化して、本来あるはずの強度を失ってしまいます。また、木造建築の場合、雨漏りが進行して湿度が高くなると、シロアリが繁殖する条件が整ってしまいます。最悪の場合、建物全体の建て替えなどの大規模な工事が必要に。
建物の健康のためにも適切なタイミングで塗り替え工事を行ないましょう。
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